多汗症はボトックスでも治すことが可能です

多汗症はボトックスでも治すことが可能です

緊張すると手に汗がうっすらとにじむ程度のことなら、誰にでもそのような経験はあるでしょう。

 

 

しかし、大量の手汗や脇汗などをかいてぐっしょりと濡れてしまう多汗症の人の悩みや苦しみは想像以上のものです。正常な発汗量の人は、「たかが汗なのではないか」と思うかもしれません。しかし、多汗症の患者さんは大量の汗をかくこと自体がストレスになっていますし、その汗が体臭の原因になっている人は二重に苦しむことになります。自分の身体から発生する汗や臭いで周囲の人がどんな風に思っているか、気になってしまう人も多く、そのせいで余計に症状が悪化するケースも見られます。

 

 

多汗症の患者さん向けの手術も存在していますが、身体にかかる負担を考えると、汗の量が多すぎる状態はどうにかしたいけれど、手術をするのが不安だと感じる人も少なくありません。多汗症の手術を回避したい人向けの治療法が、ボトックスを打つという方法です。ボトックスは特定の部分の筋肉の働きを少しだけ弱める効果を持っています。表情筋にボトックスを注射することで眉間や目尻の表情じわが出ないようにしたり、咬筋に打つことでエラを小さくして小顔にするプチ整形が有名です。

 

これを脇のエクリン汗腺等に注射することで汗の量をコントロール出来るようになります。身体にメスを入れなくて済みますし、施術後3日から3日後くらいから早速治療効果が出てきます。エクリン汗腺そのものを取り除くわけではないので、根本的な治療ではなくあくまでもその効果は一時的なものです。でも、1回の施術で数か月から半年間は汗の量を抑え込むことができますし、副作用が出ることもほとんどないので、必要に応じてボトックスを再注入していけばいいでしょう。

 

 

ボトックスを使う多汗症の治療は、美容皮膚科や美容外科で行っています。どこのクリニックも無料カウンセリングをしているので、実際に治療を受けるかどうか決める前に最初にドクターに相談しましょう。脇や手のひら以外にも、頭皮や足の裏痩せなかなど様々なところに注射できます。